遺産分割 遺産分割とは、被相続人が遺言を残さず亡くなった場合、相続人にどう分配されるかが未決定な状態、つまり相続人全員の共有財産となったものを、相続人全員で協議し分配することをいいます。遺産分割に期限はなく、極端ですが被相続人が亡くなってから50年後に遺産分割をすることも可能だということです。ただし、それだけ年月を置くと、共有状態のまま遺産が相続され続け、後々トラブルになることが多いため、早めに遺産分割することをおすすめしています。 なお、遺産をどう分割するか協議することは遺産分割協議といいます。 相続 春日部・越谷相続おまかせ相談室 本記事作成:司法書士・行政書士 美馬克康(事務所紹介・プロフィール) 用語集一覧へ戻る より詳しい解説はこちら 遺産分割協議 遺産分割とは、相続の開始で共同相続人の共同所有となった相続財産を各相続人に分配し、帰属させる手続きのことを言います。遺産分割の対象は相続財産で、遺産分割の結果は、遺産分割協議書として作成・保管します。法務局への相続登記、銀行の預貯金相続手続きには、遺産分割協議書を使用します。 続きを読む 遺産分割協議の効力 遺産分割協議をして遺産分割協議書が作成されたときの効力についてです。遺産の分割は、相続開始のときにさかのぼってその効力を生じます。遺産分割協議書も、作成日から効力を生じるのでではなく、被相続人が亡くなった時点までさかのぼって効力を生じます。 続きを読む 用語集一覧へ戻る